DIYで庭の人工芝張りに挑戦!!その1

今更ですがゴールデンウィークの話になります。
マイホームを建てたら芝生の庭を夢見る人は結構多いと思います。
実際うちも芝を植えたり、植物を植えたりしておしゃれな庭をつくろうと思い描いていました。
だがしかし!
我が家の庭は水はけの非常に悪い粘土質の庭でした。
それに天然芝をメンテナンスできるほどまめな性格ではありません(笑)
それなら枯れないし手入れも簡単な人工芝だ!となりました。
もちろん業者さんに頼むお金はないのでいつも通りDIYで!
しかも連休前に思い立って始めたので必要になったものはホームセンターで手に入れました。
思い付きで初めてどの位の費用でできたかはこのシリーズの最後に紹介できればと思います。
↓押していただけると嬉しいです(^^)


我が家の庭の現状
一言でいうと最低ですorz
表層は粘土質の土で乾けばカチコチで掘るのも大変、雨が降ればぐちゃぐちゃになり、水たまりが何日も残り苔まで生えてきます。
しかも地盤調査の報告書を見ると表層だけでなく5m以上の深さまでずっと粘性土。
なので人力で掘れる深さでは水が浸透していく層がありません。
この上に天然芝を張ってもうまく育たないし、人工芝でも水浸しだとカビてしまったりするそうです。
そのため水はけをよくするような対策をしてから人工芝を張ることにしました。
庭の排水を考える
庭の水はけをよくする工事をしながら人工芝を張ることにしたので、方法を調べてみました。
その結果、庭の排水には主に下記の2種類あることがわかりました。
「表面排水」地面に勾配をつけて水がたまらないようにする
「暗渠排水」地中に穴の開いた配管を埋めてそこを通して排水する
またこの表面排水と暗渠排水を合わせて行うとより効果的とのことで両方やってみることにしました。
ということで考えたのが上の図になります。
赤線が地中に埋める暗渠配管で青丸が雨水桝と呼ばれるものです。
赤い矢印の方向に流れるように傾斜をつけながら地中に埋めていきます。
そしてその配管の方へ水が流れるように黒線の通り地面に傾斜をつけて水が溜まらずに流れていくよう考えました。
最終的には水栓の排水管につないで側溝へ流れるようにします。
なので黒線が「表面排水」、赤線が「暗渠排水」になります。
この段階では頭の中で考えただけだったので本当にうまくいくかどうか…
でもやらないと庭が庭として使えないような状態なのでとりあえずやることにしました。
GW1日目~作業開始~
前置きが長くなりましたがやっと作業開始です。
庭の状態に絶望しながらまずは排水工事の前に邪魔になる砂利を除去するところから始めました。
特に砂利を敷いたわけではないですが建築中に敷いた砂利が取り切れず残っていました。
このままだと芝を敷いてもごつごつして痛いので…

開始前の状態です。
午前中に雨が降ったので水が溜まってぐちゃぐちゃです。
ぐちゃぐちゃな割にはスコップが刺さらずこれしかない石を撤去するのに結構時間がかかりました。

基礎廻りの石を集めるために少し掘ってみたらこんな感じで水が溜まっていました。
この上に人工芝を敷いても泥水が上がってくるのは目に見えているのでこの水をうまく排水できるようにしないと…
ということで表面の邪魔者を取り除いたら次に暗渠配管を埋めるための溝を掘っていきます。
ところがこの土地は山を造成してできていて建築前は葦(よし)の草原だったので少し掘れば葦の地下茎が張り巡らされています。

地下茎はこんな感じで庭中にあって地面のすぐ下から深いところまでびっしりです(汗)
スコップと鍬(くわ)で掘っていましたが引っかかって中々進みません。

真ん中の溝をある程度掘ったところで暗くなってきたので一日目は終了です。
午前中は雨で午後からスタートしたのであまり進みませんでした。
この段階ではほんとに完成させることができるのか手を付けたことにほんの少し後悔しました(笑)
それでは次回に続きます。
↓押していただけると嬉しいです(^^)

