すぐに温まらない!?~全館床暖房の弱点~

私事ですが3月に3人目の子供が産まれました。
i-smartに引っ越してきてから産まれた子でしたが、全館床暖房で暖かいから赤ちゃんとしても快適かなと思っていました。
ところが生後1週で細菌性の湿疹にかかり、沐浴後に全身消毒したり薬を塗ったりしなければならなくなりました。
そうなるとさすがにお風呂上りにしばらく裸でいるのは赤ちゃんにとっては寒いようで…
じゃあお風呂の時だけ暖房の設定を上げればいいのでは?
となるのですが、全館床暖房という暖房方法がネックになるんです。
今回はそんな赤ちゃんの沐浴と床暖房についてです。
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今までの環境と現状
上の二人の子供は旧居のアパートで育ててきました。
冬の沐浴は浴室がかなり寒かったのでLDKをストーブでガンガンに暖めてキッチンのシンクにベビーバスをはめて入れていました。
なのでそれなりに暖かい環境で沐浴させることができていました。
新居のi-smartではアパート時代のように寒くないので浴室でベビーバスを使用して入れて、そのまま隣の脱衣所敷いたベビー布団の上で着替えさせています。
ちなみに浴室、脱衣所は床暖設定温度24℃の室温19~20℃です。
でも沐浴時の室温は24~26℃が標準らしくやはり寒いのかときおりくしゃみをしています。
この温度だと大人は体を拭いてすぐ上がるのであまり寒さを感じません。
でも赤ちゃんには寒いらしく薬を塗ったり、着替えさせている間に湯冷めしてしまうようです。
なぜ一時的に温度を上げられないのか
お風呂の時だけ室温を上げれば済む話なのですが、室温を+6℃も上げるとなると床暖房のみで家を暖める方式のため難しいんです。
なぜなら部屋が暖かくなるまでの過程が、
床暖設定を上げる
↓
床を流れる温水の温度が上がり床が暖かくなる
↓
壁等の躯体が暖かくなり、部屋の空気を暖める
↓
室温が上昇する
であるため、温度変化に数時間単位の時間が必要になるんです。
実際秋になって床暖を起動してから温度が安定するまで数日かかります。
その変わり一度温度を上げてしまえば、高気密・高断熱と相まって小さなエネルギーで温度を一定に保つことができ、24時間いつでも快適に過ごすことができます。
かといって通常でこの温度に設定してしまうと暑すぎるし、電気代も無駄にかかってしまいます。
なので一時的に温度を変えたいときはエアコンを使用するなどして対応しなければなりません。
でも浴室にエアコンなんてつけてないし…
ってもしかしたらあれ使えるかも…
これで解決!浴室換気乾燥機
ということで、当初設置した目的とは違うのですがこれが役に立ちました!
浴室扉を開けておいたら脱衣所も暖かくなりました!
本当は洗濯乾燥のために設置したのですが、消費電力2020wというモンスターで乾燥に使ってたら電気代が大変なことになるので設置したのにほとんど使っていませんでした。
でも沐浴の間だけなら2~30分程度なのでそこまで電気代も上がらないかと思います。
浴室暖房で暖めてからはくしゃみが出ることもなく、大人は汗をかきながら沐浴させています。
まとめ
普通に沐浴させてすぐ着替えさせられるなら気にならなかったかもしれませんが、浴室暖房のおかげで湯冷めさせることなく沐浴できるようになりました。
正直浴室換気乾燥機はつけなくてもよかったオプションに分類されていたのでちゃんと役目ができて無駄にならずに済みました。
でも本来の設置目的の洗濯乾燥には電気代が怖くて使えません(汗)
現状は別置きの除湿器(消費電力160w)1台で事足りているのでよっぽどのことがない限り使うこともないと思います(笑)
床暖房は快適過ぎてもうこれなしじゃ生きていけない!というくらいですが、今回のようにすぐに温度を変えられないというデメリットもあります。
それでも今回のような特殊な事情でもなければデメリットでも何でもないし、シーズン初めの起動時も外気温などをみて計画的に起動しておけば起動時間や電気代も特に気にならないと思います。
今回は珍しくリアルタイムな話題で赤ちゃんがいたから気づいた点についての紹介でした。
それではまた。
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