LDKにスタディカウンターを付けてみた

みなさん子供の勉強場所はどうしていますか?
妻とも話すのですが、妻は部屋で一人で勉強できないタイプで私は部屋で一人で勉強するタイプと正反対のため意見が合いません(笑)
それでも小学校位まではリビングで親が見ながら、教えながら勉強するのもありだと思っています。
それに部屋にこもられると私とのコミュニケーション時間が無くなってしまいます!(子供的にはむしろいい!?)
なのでLDKにも勉強スペースをつくろうということになりましたが、勉強机を並べるスペースがありません。
ダイニングテーブルやせっかくのワイドカウンターキッチンという手もありますがノートやプリントが食べこぼしやはじけた水などで汚れてしまうと考えるとあまり前向きにはなれませんでした。
じゃあ必要な時だけ出して、不要なときはしまえるようにすればいいということで折りたたみ式の棚受金具を使用して省スペース化できるカウンターを付けることにしました。
使用する材料
購入した物は、以下の通りです。
・折りたたみ棚受け金具(L字)・・・2個セット(1,450円)
・R付パイン集成材(奥行き400×幅1,800mm×厚さ18mm)
・・・1枚( 幅1,350mmで1カット含む 3,930円)
今回カウンターは不要な時にたためるよう、折りたたみ式の物にしました。
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その他消耗品は以前からの残材を使用。
・ワトコオイル(ダークウォルナット)
・サンドペーパー(#180,#400)
・ウエス
・コーススレッド(φ3.8mm×32mm)
なので今回のかかった費用としては、5,380円。
設置予定場所の検討
といってもそれほどカウンターを付けられるようなスペースが無いので下の場所になりました。


キッチンカウンター脇のスペース。
現状ここは私のPCスペースとなっていているのですが、子供の勉強のためということで立ち退きを迫られましたorz
ただ現状はまだそんな勉強する状態でもないので、カウンターを設置してもしばらくはパソコンを置いてOKだそうです。(←執行猶予…)
製作、取付け
今回のDIYもやることはすごく簡単です。
1.板を買ってきて着色する
2.棚受け金具を付けて板を固定する
以上です。
ということで、まずはいつも通りコメリパワーに行って板を買ってきました。
カウンターなので人が座る方の端面にR加工が施されたパイン集成材です。

ワトコオイルで着色するため、サンダーで#180と#400のペーパーを使用し表面を削っていきます。

削り終わったら、ワトコのダークウォルナットを塗っていきます。
(詳しい塗り方は、メーカーHPにのってます。)

今回はスタディカウンターですが飲み物を置いたりする場合を考えて、上面だけ蜜ロウワックスで仕上げました。
ダイニングテーブルもこれを塗っていますが、濡れたコップなどを置いてもシミにならないし、汚れも付きにくいので重宝しています。

着色とワックス仕上げまですべて完了した状態です。
ワトコはあまり濃くならないよう1回塗りです。
(蜜ロウワックスを塗ると少し色が濃い目になります。)
板ができればあとは付けるだけです。

まずは邪魔なパソコンを撤去します。
あとは棚受を付けていくのですが、この壁は補強を入れていないので適当なところにコーススレッドを打つと石こうボードにしか刺さらない箇所もあります。
石こうボードはもろいので、コーススレッドがしっかり効かず荷重をかけると抜けてくる可能性があります。
しっかり固定するためには石こうボードを固定している柱にコーススレッドを打ち込まなければなりません。
じゃあその柱をどうやって見つけるかというと、

こんな感じで壁に磁石がくっつく箇所を探すことで見つけられます。

なぜかというと、石こうボードは上図のように柱にビスで固定されています。
(オレンジが柱、ピンクが石こうボード)
なのでビスが打たれている個所を見つければ柱を見つけられます。
ただ表面には壁紙が張られているため目に見えませんが、ビスは鉄製なので磁石がくっつき場所を特定できます。
一か所だけだと違うものにくっついてる場合もあるため、上下方向にもビスがあること、柱の横方向間隔は約450mmとなるため大体そのくらいの位置にあるかを確認し、確実に柱の位置を出します。
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ちなみに上のようなセンサーも試してみましたが、他の方のブログでもあるように壁中に断熱材がみっちり詰まっているせいなのかうまく発見できませんでした。
(センサーで感知はするのですが、毎回違うところで反応するため信用できませんでした(汗))

ということで、柱の位置がわかったらあとは取り付ける高さを測ってつけるだけです。
棚受は写真の通りで上にあるのが開いた状態。
下にあるのが格納した状態です。

高さはおしゃれ感を出すようにバーカウンターのような感じで椅子もハイチェアを合わせる予定なので天板上面で930mmになるようにしました。
ちなみに磁石がくっついた場所はビスの頭があるということなのでそこにはコーススレッドは入っていきませんので注意してください。
あとはコンセント廻りだとケーブルが通っているかもしれないため、あまりコンセント近くを攻めない方が安心です。

もう一方の棚受は、念のため仮止めして水平が出ているか確認してから固定しました。
あと壁にコンセントがあるのでケーブルを通せるように20mm程隙間を開けて取り付けました。
棚受を壁に取り付けたら、棚板の方も固定して完了です。
完成したのが下の写真です。

椅子がかなり低く見えますが、本来ここに置こうと購入した椅子がコロナウィルスの影響で入荷が未定となってしまったので仕方なく他の椅子を置いてます。

折りたたむとこんな感じです。
必要のないときはたたんでおけば邪魔にならずスッキリです。

子供が勉強を始めるまではこんな感じで広めのPCカウンターとして使っていきます。(笑)
まとめ
今回は折りたたみ棚受を使用したスタディカウンターのDIYを紹介しました。
カウンターを上げている状態でも以前の机を置いている状態より広く感じられるようになり、パソコンを置いているとどこかのカフェで仕事をしているような雰囲気に見えなくもないです。(笑)
実はこのアイディアは妻が考案したのですが近くのおしゃれな自習室?のようなところでも使われていて実際に勉強をするところでも使われているなら大丈夫と言ことでやってみました。
使い心地としてはまだ正規の椅子ではないためカウンターが高すぎて使いずらいです…
こればかりはちゃんとした椅子が来てから再レビューします。
それでも見た目と掃除しやすさは格段に向上しています。
棚受金具はしっかりしていて多少体重をかけてもびくともしません。
安い割には結構丈夫そうでよかったです。
「リビング学習をしたいけどスペースが確保できない」や「子供部屋を最低限の広さしかとっていないから机を置くと狭くなる」というときにはおすすめです。
それでは椅子が届いたらまた紹介したいと思います。